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プロフェッショナル「宮下大介」の眼

・歯科技工士としてのお客様視点とは
【シェードティキング】(shade taking)
アメリカでは、ごくごく一般的なこの言葉が適切かと思います。

アメリカでは歯を作る場合は必ずLaboratory(ラボラトリー:歯科技工士)を訪ねるような仕組みになっております。その時に行うことが、【シェードティキング】です。【シェードティキング】とは、家を建てるときのインテリアコーディネーターのような仕事と打ち合わせみたいなものです。患者様の生活環境を聴き、患者様の希望する歯の形や色を提案いたします。当然、笑顔の知識や、美容の知識、経済の知識がなければ様々な提案を行う事ができません。患者様の意見をまず聞き、患者様の個性を最大限に活かす事が歯科技工士の仕事なのです。口内環境から患者様の生活をデザインするデザイナーなのです。
またLaboratoryで行う理由としては、制作の場所で患者様の歯を診断させて頂くことで、より正確な色の歯を作る事につながるからです。

すごく良いシステムであり私は日本でも行いたいと思っており、私のラボでは実践をしております。患者様は先生を前にするとなかなか本音を出せないと思います。そこで1クッションおいてティースデザイナー®である私たち歯科技工士が、先生に患者様の状況を的確に伝え、また患者様に歯科医療・治療としての状況を的確に伝えるといった、セカンド・オピニオン的な存在になることが必要だと感じます。これからの日本の歯科業界には絶対に必要なポジションだと思うと共に、私が率先して拡大していこうと思います。

私は、【ティースデザイナー®】を名乗っております。ちなみに商標登録も行いました。
私が日本を代表するティースデザイナー®に成長した時、また日本各地に私の考えに同意して頂けるティースデザイナー®のネットワークを作れた時には、シェードティキングが一般化され一つの新しい文化ができることが想像できます。
私の考えるお客様視点とは、このような世界をごく日常的に行える社会をつくることです。