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プロフェッショナル「安田和光」の眼

・勤務医としての考え
勤務医のメリットは、経営者の立場とはまた別の視点を持って診療に携われること、そして本業に専念できることだろう。直接経営に関わっていないため、経営のノウハウよりも、「患者様へ満足やサービスを提供すること」に集中できる環境に身を置かせてもらっているが、これは自分にとっても魅力的であると言える。経営者とは異なる観点を持つことで、互いの盲点を把握しながら、当院を支えるサポートする役割を担っていきたいと考える。

また、理想的な歯科医のスタンスを考えた時に言えることは、一人の患者様(一口腔内として)のトータルプロデュースとして全てのことができるジェネラリスト、これが理想であると言える。各科専門医がそれぞれいるだけではなく、歯科全般の知識を持った専門医であるという意味である。もちろんその知識は、「広く浅く」ではなく、「広く深く」である必要がある。

歯科は大きく分けると、一般歯科医、矯正医、口腔外科医に分けられ、そこからさらに各科に細かく分けられる。ここで、症例を臨床的に分類すれば下記の項目となる。
・60%はレギュラーケース
・30%はイレギュラーケース
・10%以下はスペシャリストが必要とされるイレギュラーケース
このことから分かるのは、確かに10%以下はスペシャリストが必要とされるが、一方でそれ以外のほとんどのケースは、一人のジェネラリストが責任を持って担当できるということである。

常に現状を把握してあらゆる患者様に対応出来る様に準備することが重要である。