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インプラント治療法、手術方法

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インプラント

・インプラントとは



・まず知っておきたいインプラントの基本知識



・先に分かると安心できる、治療の流れとポイント


・各種インプラントから最新技術情報まで



・インプラントのための歯科医選びの目安・ポイント


 



 
・先に分かると安心できる、治療の流れとポイント
▼事前に準備しておくと良いこと

・予約日
インプラント手術において、現代はほとんど手術部分が腫れることはございません。しかし念のため、術後数日の余裕をみて予約されることをお勧めしております。

・開口量
手術の際、ある程度大きく口を開かないと、インプラント埋入が難しくなりますので、この時期に確認をしておきましょう。ただ、どの位開けばいいかは、インプラントの部位ややり方によって異なるので、自分が正常に開くかどうかだけ確認しておけば大丈夫です。

人差し指+中指+薬指の3本が縦に口に入れば、まず人並みだと言えるでしょう。もし開きにくい人は、前もって主治医の先生に伝える事が重要です。そして毎日、口を大きく開く練習をすると少しずつ開くようになるのでやってみて下さい。

・のどに水をためられるか
のどの筋力が弱っている方は、のどに水をためて鼻で息をする事が難しくなります。

問題ないか試してみましょう。方法は簡単です。口の水をのどの奥にため、上を向き、鼻で息をしてみて下さい。2分位できればインプラントを含めて、全ての歯科治療はスムーズにできます。何回か練習すると少し上達するのでやってみて下さい。

もちろん、口が大きく開けられない、水もうまくためて息ができないとなった時、インプラントをあきらめなければならないという事ではありません。あらかじめその事を、主治医に伝える事が肝心です。
 
▼前日の不安への対処法

・手術の不安
前日の注意として、まず体調維持のため “早く寝る” という事です。その為にも平常心でいる事が良いのですが、やはり前日の夜が一番不安になるものです。

人間初めての物には不安を覚えるものです。まして “手術” という言葉は重みがあります。でも、歯を抜くという事も手術の一つです。つまり、インプラントをする人は通常歯を抜いた事があるので、手術の経験があるということです。インプラントを特別なものと考えすぎない事も必要です。

・痛みの不安
痛みを心配する人も多いと思います。手術中は麻酔をして行われるので、通常痛くはありません。確かに効きが悪い事もありますが、そういう時は普通はすぐ麻酔を足してくれるはずです。つまり「痛いけど我慢して下さい」ということはないので、怖がらないで手術を受けて下さい。

・定着の不安
また、インプラントがうまく合うかどうか心配な人もいます。
「インプラントがうまくくっつかなかったらどうしよう・・・」と不安がる人もいますが、うまくいかなけば無料でもう一度やり直してくれるなどの対応をしてくれます(再インプラント)。
でも、現在のインプラントは、どのシステムを使っても大変性能が良いので、インプラントが骨にくっつかないという確率は低いと思って下さい。

・体に大丈夫?
そして、金属の棒を体に埋めて大丈夫なのだろうか?何か健康に害を及ぼすのでは?など心配する人もいると思います。確かにインプラントの植立が失敗という例はあるでしょうが、ちゃんとインプラントが定着してから、その金属が体に何らかの不思議な害を与えるという事はありません。

あなたは金属を骨に埋めるのは初めてでも、金属を歯に埋めた事はあるはずです。つまり、金属を歯に埋めたか、骨に埋めたかの違いなのです。

インプラントは、チタンという金属でできています。チタンは、骨に埋めただけで骨の方がチタンにくっつこうとするほど、生体に対して親和性の高いものです。あなたにとって金属の棒が怖いとしても、人間の体はチタンを味方として受け入れているのです。
 
▼当日の心構え

・リラックス
さあ直前です。あなたに最も必要な事はリラックスです。がんばらなくても良いのです、がんばるのは歯科医なのですから。でもやっぱり不安でしかたないという人もいるとは思いますが、なるべく手術の事は考えないように心がけましょう。

・トイレ
手術前には、必ずトイレだけは済ませておいて下さい。あまり時間がかからない予定の手術でも、時には時間がかかる事がありますので、とても重要です。ハミガキも済ませておくべきです。

・髪の毛の結び方
女性の方(最近は男性も)で、長い髪の毛の人は結んでいる人もいると思いますが、1つ結びやお団子結びなど、頭がきちんと固定されにくい結び方はしないようにして下さい。また、仰向けの状態や少し横を向いた状態で、ピン止めなどが当たらないようにしておくことも必要です。

・手術中
インプラント手術中手術中に、「今、切ってるぞ」「今、骨を削ってる」「今度は何をするのかな?」と一生懸命考え続けている人がいますが、これはあまりお勧めできません。患者さんの性格にもよりますが、手術を楽しめる性格の人は別として、できれば違う事を考えていた方が不安を助長しないですみます。不安になりがちな人は、できれば何か楽しい事を想像しながら口を開けている事をお勧めします。

・しょっぱい水
通常歯科治療では、歯を削る時、水がでます。でもインプラント手術では、骨を削る時、生理食塩水がでます。少ししょっぱいです。人によっては「苦い」という印象を持つ人もいますが、我慢できる範囲のことです。

・感触
麻酔は痛みをなくす事ができます。でも、感触をなくす事はできません。例えば麻酔が効いても、骨を削る感触や歯肉を切る感触などはあるハズです。怖がっている人は、この感触によって痛く感じる事があります。でも、冷静に考えると「感触はあるけど痛くはない」という場合が多いのです。痛みと感触を混同しないように気を付けて下さい。

・舌の位置
手術に限らず歯科治療中に舌の位置がどこにあったら良いか悩む人も多いようです。舌が大きかったり、歯に対して舌の位置が高い場合、舌が治療の邪魔になる事があります。通常、我々治療する側が舌をうまくよけて治療するので、舌を意識し過ぎないように、そして舌に力を入れないようにしていれば、うまく治療が進みます。
 
▼手術後の安心のために

・薬
手術後は通常、抗生物質や痛み止めが出されると思います。でも、薬嫌いの人は症状が軽い時など自分で薬を少なくしたり、飲むのを途中でやめたりしてしまう事があります。口の中は傷があっても手や足と違い、絆創膏や包帯ができない為に雑菌にさらされてしまいます。その為雑菌から傷口を守る為にも抗生物質などが必要となるのです。主治医の先生は手術の状況に応じて薬を決めるので、ちゃんと指示通りに飲む事が必要です。

・抜歯と同じ
手術後の主な注意事項は抜歯の時と同じです。お風呂・お酒・運動など、血のめぐりの良くなる事は止血の妨げになるので避けて下さい。お風呂でなくシャワーなら通常大丈夫です。食事は、麻酔が効いていたり血が出たり思う様にできませんが、栄養を取る事も大切で必要です。食べやすい物を選んで食べて下さい。

・出血
手術は外科処置なので、当然術後の出血があります。出血に対するアドバイスは「あまり気にしすぎない様に」という事です。

口の中に血がにじんでいる状態はやはり気持ちが悪いものです。神経質な人は血を口の中からなくそうとして、ペッペッと血を吐いて口の中に血のない状態を作ろうとしてしまいます。ところが、ペッペッと吐けば吐く程血は止まりにくくなります。

なぜかというと、血が止まろうとする時、血はまずゼリー状に固まります。これが「かさぶた」の様に血を止める為、ペッペッと吐いている人は、そのゼリー状の「かさぶた」 をとってしまうので、何度も 「かさぶた」 をむいている様になかなか血が止まらないのです。なるべく気にしない様にして下さい。血の止まらない病気もあるので、心配なら診療時間中に主治医に相談して下さい。

・舌
インプラントには、1回法と2回法があります。(1回法と2回法の優劣についてはここでは省きます)
I T Iなど手術が1回ですむシステムでは、術後ネジの頭のような物が口の中に突出しています。人間は口の中の気になる所に舌をやるという習性がある為、無意識にインプラントの頭を舌でさわってしまう事があります。

しかし、これによりインプラントが骨にくっつく事を阻害してしまいます。別にインプラントと舌の相性が悪いわけではありません。触り続ける事自体が悪いのです。少し触っただけでは問題にはならないのですが、舌は大変クセにないやすい為、触り続けるクセによってインプラントが骨にくっつかない事があります。舌のクセには注意して下さい。

・くっつき
インプラント手術の後、インプラントが骨にくっつく現象をオッセオインテグレートと言います。このくっつきの期間は、システムや条件によって違いますが大体1ヶ月半~6ヶ月です。このオッセオインテグレートの後、インプラントの上に上部構造をかぶせて噛める様にします。
最近は術後すぐに上部構造を入れる方法も研究されつつあります。この期間は主治医の指示に従って待ちましょう

・予後
「インプラントはどの位持つの?」 と良く聞かれます。インプラントは金属でできているので、天然の歯のようにムシバになる事は100%ありません。でも歯磨きなどをしなければ、歯周病になる可能性はあります。

インプラントがちゃんと定着して上部構造が入り快適に使用してからも、その後きちんと手入れができなければ、インプラントを維持し続ける事はできません。ちゃんと主治医に定期的に見てもらったり、自己流でなく教わった磨き方でのブラッシングが必要です。どの位持つかはあなた次第なのです。

特にインプラントをする患者さんというのは、1度は歯を失うという失敗を経験しているハズです。でも、調子がいいからといって手入れを怠っていると、せっかく費用をかけたり、手術をしたりしても、再び手に入れた歯をまた失う事になります。インプラントの調子が良くても、安心しすぎないようにそれを守り続けて下さい。


これで、ひと通りの治療の流れは終わりです。
先にこれだけ分かっておけば、だいぶ安心にもつながるのではないでしょうか。

次は、各種インプラントから最新技術に関する情報までをご紹介致します。
 

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